21 ギャンブル必勝法 2
筆者はアメリカ留学中に、畏友と二人でラスベガスへ遊びに行ったことがある。レンタカーでネバダ州に入った時、州境の看板に「Welcome to Nevada! Recreation Unlimited」と書いてあり、独身の若い二人は色めきたった。無制限ってことは、飲む、打つ、買うがすべて自由なんだよな、と。
ラスベガスは物価が安い。ギャンブルによって儲かっているから、ホテル、ショー、レストランすべてが驚くほど安い。すべてのホテルにスロットマシーン、カジノが用意されているのはもちろんだが、驚くなかれ、近くの小さなスーパーマーケットにもスロットマシーンが、置いてあるのである。主婦の方が、買い物のお釣りを入れてガチャンとする光景をよく見かけた。通りを歩いてみると、その筋の女性と思われる方が、普通に歩いており、男に声をかけている光景をよく見かけた。
丸2日間、色々と遊び、さてと言って空港に向かった。チェックインの時、このチケットの飛行機は1時間前に出発していますと言われ。えっ!となった。次の便に乗るしかないとのことであったが、「全くふざけてるよね、ちゃんと時間内に来たのにさ」「全く」と友人と会話をしている時、はっと思い出した。「〇〇君、俺たちネバダに入る時、時計合わせたっけ」「は!そうだね。何もしなかったような」アメリカは広い。だから時間帯が境いごとに、5区画に分かれていて、ネバダに入る時は、時計を1時間進めなければならなかったのだが、Unlimitedの魔力ですっかり忘れてしまっていた。そうすると思い出してみると、すべてが 1時間遅れで進んでいたことになる。そういえば、あのショーを少し短かかったな。夜中の 3時ごろふらふらしていたのは、実はもう早朝の4時だったか、等々。
ネバダへ入ると心は狂う。でもそれぐらいが楽しい。是非皆さんも 一度はラスベガスを訪れるとよい。ギャンブル、ギャンブルだとギラギラせず、豪華なホテルに入り、豪華な食事をして、豪華なショーを見る。これだけでもラスベガスを訪れる価値は十分にある。
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